不動産取得に掛かる初期投資のお金って?
不動産取得に掛かる初期投資は、大きく6つに分けることができます。
・不動産購入費用 ・消費税 ・不動産仲介手数料 ・印紙税 ・登録免許税 ・不動産取得税 これらの6つです。
まず、不動産購入費用とは、不動産を購入する際に発生する費用のことです。
数千万円以上の物件が多いですが、安い物件だと数百万円で購入することも可能でしょう。
また、この場合の消費税は、建物の代金に課税される税金のことで、土地代金には課税されません。
不動産仲介手数料とは、不動産仲介会社から不動産を購入した場合に支払う手数料のことです。
不動産仲介手数料は決められており、200万円以下の物件だと5.25%、200万円以上400万円以下の物件だと4.2%+2万円、400万円以上の物件だと3.15%+6万円となります。
印紙税とは、不動産売買契約書を作成する際に発生する費用のことで、1通ごとに印紙税がかかります。
印紙税は不動産物件の価格によって異なり、
・10万円以下200円 ・10万円以上~50万円以下400円 ・50万円以上~100万円以下1000円 ・100万円以上~500万円以下2000円 ・500万円以上~1000万円以下10000円 ・1000万円以上~5000万円以下15000円 ・5000万円以上~1億円以下45000円 ・1億円以上~5億円以下80000円 ・5億円以上~10億円以下180000円 ・10億円以上~50億円以下360000円 ・50億円以上で540000円 と不動産物件の価格が高いほど、印紙税も高額になるのです。
登録免許税とは、不動産権利を登記する際に発生する費用のことで、売買による所有権移転は固定資産税評価額×1%、抵当権の設定は債権額×0.4%が掛かります。
不動産取得税は、不動産を取得した時に発生する税金のことで、土地の場合は固定資産税評価額×1/2×3%、建物の場合は固定資産税評価額×3%という計算になります。